バタフライエフェクト
ようやく梅雨が明けて夏の日差しが安定してきた。ブラックコングも喜んでますね。
梅雨の間は、自粛期間からの惰性で映画をひたすら観て過ごした。その中で、会社の先輩からの勧めで観た『バタフライエフェクト』という作品がある。
そもそも、「バタフライ効果」とは、些細な事がさまざまな要因を引き起こして、後に大きな事象の引き金に繋がる..という考え方らしい。その考えを題材にした内容だった。先輩には悪いが僕の好みからはずれた作品で非常に退屈だった。
不思議と感染者数ゼロを維持してた岩手県が先月末に初となる感染者を出した。それも束の間、大凡の人が危惧していたであろう、感染者を特定する行為や誹謗中傷がまさに起こってるらしい。
同じく地方で感染者数の少ない徳島でも起こったことなので他人事ではない。
率先して特定、誹謗するのは論外なんだけど、既に特定された情報(真偽は別として)を自分が耳にしても広めない、要は余計な情報を噂しないことって重要だと思う。根も葉もない噂を下手に共有することによって、不特定多数からの急速な攻撃(魔女狩り)に自分自身が間接的に加担しかねない。コロナ本体よりも、人間の嫌な部分を露呈されている事態に僕はめちゃめちゃびびってる。
って考えてると、先輩の勧めも無駄ではなかったかもと。まぁそんなこと差っ引いても面白くはなかった(個人の感想)